遠い夜明け 沢田研二 憧れの日々











片手にピストル!
・ 
心に花束!
・ 
唇に火の酒! 
背中に人生を! 



沢田研二は、現在69歳である。
そして、今年は、デビュー50周年である。
今日のブログになぜ彼をとり上げたかというと、
「こころは青年、きもちは少年」
ということを言いたかったからである。
(以下は、3年前、私が書いた文章である)



「その名はジュリー 沢田研二が今日も歌った」
沢田研二が、今日も歌った。
原発反対の歌を歌った。
もちろん、勝手にしやがれだって歌った。
渋谷のコンサート会場は、今日も超満員だった。
彼は、66歳。鉄人シニアだ。
・・・・・・・・・・
66歳の沢田研二が、頑張っている。
彼の肉体は、どうなっているのか。
コロンと太った沢田研二のエネルギーはすごい。
2時間、休むことなく歌い続ける。
走る。跳ぶ。踊る。
コンサート会場は、彼の爆発的なエネルギーに完全に魅了されてしまう。
思わず、涙が出た。
声がいい。若い頃の声ではないが、66歳になっても、まだ透き通った声を出す。
その声が、脳天の中心を直撃する。
息が乱れない。
ステージ上を走りまくっても、息が乱れない。
彼の精神と肉体を支えているのは何なのか?
・・・・・・・・・・
最近、沢田研二が、あっかんべー(アカン、安部総理)をした。
彼は、66歳である。団塊の世代である。
今日も彼の「あの歌」を聴いてきた。
我が窮状  一握り人の罪  三年想いよ  である。
この一連の歌は、3月8日の雲  恨まないよ  F・A・P・P  我が窮状  一握り人の罪  
三年想いよ  と続く歌である。
彼は、彼の歌を通して、東日本大震災・原子力発電についてメッセージを発信し続けている。
沢田研二のこれらの曲名を初めて聞く人は多いと思うが、これらは『東日本大震災 ~ 福島原発 ~ 今』を通して、ずっと続けてきている彼のメッセージである。

・・・・・・・・・・
さて、今日は、なぜ沢田研二なのか?
なぜって、彼は、鉄人だからである。
シニアの鉄人、あるいは、鉄人シニア。
ステージの上で、今日の沢田研二は、『88歳(米寿)まで歌い続けたい』と言った。
 最近の沢田研二の歌は、「個人の自立のための歌」であったり、
「人生の締めくくり方のための歌の精進」であったりする。
新しい時代の生涯学習の精神とパラレルではないか。
そう、このブログ的には、沢田研二は、
『若返る元気なシニア』
『人生の各段階で能力を最大限に活用して生きているシニア』
『隠居生活よりは、社会と積極的に関わっていきたいと「生涯現役」を志向するシニア』なのだ。 

沢田研二は、これからもずっと歌い続けるだろう。
オールドシニアになっても、オールドオールドシニアになってもずっと歌い続けるだろう。
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久しぶりに、沢田研二の歌を聴いたら、
彼の反骨精神や優しさと一緒に、
この日本の国で必死に生き方を模索しているシニアたちのことが、自然にかぶってきたのだ。

「視線を上げて歩こう。」
そう思った。

私は、沢田研二を、このブログの鉄人1号にしようと思う。

 
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